はい、今回はフォイルやってない人からまさに飛んできそうな質問を妄想して書いてみました。
なぜあんなに危なそうな形で面倒そうな大げさな道具を使うのか?
なぜ、あんなに組み立てるのが面倒そうで(実際面倒なやつも多い)、尖ってる所がたくさんあって危なそうで、しかも無駄に海面に浮き上がるのか?フォイルをやってない人からするとこんなこと思ってそうです。
そもそもフォイルって何?
そもそもフォイルとは”水中翼が水から受ける抵抗により上へとあがろうとする性質を使って、船体を浮き上がらせること”です。ヨットでもフォイルをつければヨットフォイルとして浮き上がることが可能ですし、ウインドサーフィンに付けるとウインドフォイル、カイトだとカイトフォイル、と言った風に呼ぶことができます。
フォイルすることをフォイリングと言ったりもします。
なぜフォイルなのか?結論から言うと「軽いパワー(風や波)で滑走できる」から
船体が浮き上がることで、当たり前ですがボードが接水しなくなります。それが最大のメリットで「抵抗が小さくなる」ことでより小さい風や波で動かすことができるのです。
普通にバシャバシャと走っている時よりも全然パワーがいらないわけですから、甲子園浜みたいな風が強くないところでも浮くことで楽しめる機会をぐんと増やすことができます。
練習の機会も増える!
お客さんによくフォイルやりましょう!と言うともうちょっとウインドを極めてから。。と言う返事がよく返ってきます。おそらくみなさん止まらないジャイブや、もしかしたら激しいトリックができる様になってから!という思いなのかもしれません。
しかし、甲子園浜だけでそのような練習ができるのは年に数えるほど。さらに休みが土日で週に2回しか来れないとかとなってしまうとさらに吹きで乗れる確率も減ってしまう。。
もしフォイルが選択肢にあればプレーニングはできなくともフォイリングできる日は多々あります。フォイルでかっこいいトリックや止まらないジャイブなどを練習するのも一つの手かなとも思っています。