和歌山白浜でウイング練習!
寒くなったり、寒さがマシになったり体調管理が難しいこの頃ですね。特に今年は到来する寒波が軒並み強力な気がします。お正月は数年に一度の大寒波でしたし、大雪で車が動けなくなるというニュースも何度か目にしましたね。
僕もここ2ヶ月ほどは寒さにかまけてほとんど練習していなかったので、上達度合いは少なそうです、、
なので今回は、12月始めに和歌山臨海で練習した時の記憶を辿りながら書けること書いて見たいと思います。
臨海は大きめのうねりが立つので、うねりに乗せてグライドさせるには持ってこいのゲレンデ。波乗りの素養は全くないのですが、ウイングを始めたからにはうねりで遊びたい!という一心で頑張りました。
それらしく乗れたのは数えるほどでしたが、うねりのパワーを感じてフォイリングがずっと続いていく感覚は気持ちよくて、皆がハマるのも納得です。
ウイングはやっぱり自由!
ウイングでうねりに乗ってる時の姿勢といえばやっぱりコレ↓ですよね。
ウイングから風を抜いてうねりのパワーだけでフォイリングを続けているこの姿勢。簡単そうですが、実は色々とコツを掴む必要がありました。そもそも片手だけでウイングを掴むという事自体、慣れが必要ですね。
ウインドサーフィンと同じようにセイル(ウイング)に体重を預けていると、上の写真のような姿勢を取ろうとする時に確実にバランスを崩します。
ウイングで特にうねりに乗ろうとする時は、きちんとボード上(フォイル上)で体のバランスを取らないとダメだということは、二日間で身を以て実感しました。
スピードが重要
練習の始めのうちは、良いうねりを見つけて乗ったと思った時でも、あっさり波に置いていかれることが何度かありました。
うねりに乗っている時のフォイルコントロールが安定しておらず(うねりのパワーでフォイルが浮き上がるのをいまいちコントロールしきれていない感じ)、もたもたするうちにうねりに置いていかれたり、ウイングをシバーさせることに拘り過ぎてうねりを見失ったりすることも何度か起こったり。
何度か置いていかれるうちに自分でもスピードが足りないことに気付きまして、それからは一旦ウイングをシバーさせる↑あの姿勢は諦め、ウイングを頭上に置いて常に風のON/OFFができるような体勢でしばらく練習することにしてました。
こうするとスピードも維持しやすく、長くうねりに乗り続けることができるようになってきました。ウイングから完全に風を抜いて乗るためにはもう少し練習が必要そうです。ただ、完璧ではなくても波のパワーを感じてグライドしていく感じはめちゃくちゃ気持ちよかったです!あれができるようになるとヤメられなくなるんでしょうね。
あとは、うねりの進行方向に合わせて深く下ることもポイントでした。慣れないうちは中途半端に斜めに下っていくと、パワーが足りずに失速したり、うねりに置いていかれたりします。
甲子園浜のうねりでもOK
甲子園浜でも西系の風の時はうねりが大きくなります。もちろん臨海などの開けたゲレンデに比べると、うねりの周期も短く小さいんですけどそれでもウイングならうねりに合わせて楽しむことができます。
ウインドではただ厄介なだけのうねりですが、ウイングでは楽しいコンディションになるというのはおもしろいですね。
ウインドとウイングはそれぞれ楽しさの”質”が違うイメージです。ウインドでプレーニングしている時のスピード感は特別ですし、ウイングで味わうグネグネ・グライド感も他にはないものです。
ウイングはその手軽さから、マリンスポーツが初めての方におすすめなのはもちろんですが、すでに何かしらのマリンスポーツをやっている方にとってもトライする価値は十分にあると思います。
SUPやサーフィンにとっては風は邪魔でしかないですが、ウイングならベストなコンディションになります。荒れた海面はウインドやカイトにとっては厄介ですが、ウイングなら最高のコンディションなんてこともあります。
”かゆいところに手が届く”。ウイングはそんな選択肢になってくれるかもしれません。ウイングってどうなんだ?と思っている皆さん、「やる価値あり」だと思いますよ!